英検準2級ライティングで高得点を取る方法【英検直前対策】

英検準2級ライティングで高得点を取る方法 英検対策
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1.はじめに

 ごきげんよう!椎名まつり(@417matsuri)です。今回の記事では英検準2級の具体的な対策をおこなっていきます。特に、この記事では英検準2級ライティングの特徴と対策法について書いていきたいと思います。別の記事で英検ライティング問題全体の出題形式や採点基準、英検2級のライティングの出題形式と対策方法については紹介済みです。こちらも合わせてチェックしてみてください。

 英検一次試験で問われる3つの技能(リーディング・リスニング・ライティング)のうち、ライティングが一番得点を短期間で伸ばすことができるため、英検まで日程の余裕がないけど何とかして得点力を高めたいという方にもピッタリの記事になっています。また、英検準2級のライティングを書いてみたは良いけど自己採点の方法が分からないという方にもオススメの記事になります。

 この記事を読んで英検準2級ライティングで得点の取れる形をマスターしましょう!

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2.英検準2級ライティング問題の特徴

 まず、英検準2級のライティング問題には1つ大きな特徴があります。それは、毎回必ず同じパターンで出題されるということです。まずは下の画像を見てください。

英検準2級ライティング問題の特徴
英検準2級ライティング問題の注意書き

 この画像の文は英検準2級のライティングでは必ず書かれている注意書きで、まずは常にこの条件を満たすような文章を書く必要があるということを理解しましょう。以下の文が1つ目のポイントになります。

与えられたQUESTIONをよく読み、それに対する意見と理由2つを書き、全体の分量は50~60語にしましょう!

 では、必ずQUESTIONが与えられるということですが、英検準2級ではどのようなQUESTIONが出題されるのでしょうか。例えばこのような問題が予想されます。

QUESTION:Do you think it is important for students to study history?

 2番目の重要ポイントですが、英検準2級のライティングでは必ず「Do you think」から始まる疑問文が出題されます。そのため、自分の意見を書く際は以下のルールに従いましょう。

自分の意見について、QUESTIONに賛成ならI thinkの後ろに、反対ならI don’t thinkから書き、その直後にQUESTIONの文を続けましょう!

 ということで、もしも上のQUESTIONに賛成ならI think it is important for students to study history.という文から、反対ならI don’t think it is important for students to study history.という文から書けば完璧です。

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3.英検準2級ライティングの書き方・対策方法

 ここまで、英検準2級のライティング問題がどのような特徴があるのかを紹介していきましたが、ここからはさらに具体的に、どのような解答を書いていけばよいのかを説明していきましょう。

 QUESTIONは先ほどと変わらず「Do you think it is important for students to study history?」という問題であるとして、模範解答を見ていきながら具体的な解答の書き方を学んでいきます。

模範解答

I think it is important for students to study history. First, they can learn a lot of things from the events of history. For example, the second World War tell us the imortance of peace. Second, history is a good source to understand our world. Students can expand the knowledge about the world by studying history.

 模範解答でも先ほど見た通り、まずはI thinkの後ろにQUESTIONの文を続けることで、主張を明確に示しています。そして、その後には理由を2つ書くのですが、この際に次の重要なポイントがあります。

理由が2つあることを明確に示すために、First・Secondといった順序を表す言葉を用いましょう!

 例えば賛成の理由を書くならば、First, they can learn a lot of things from the events of history.というような形で最初の部分でFirstを使い、ハッキリ「ここから1番目の理由が始まりますよ!」ということを採点官に示しましょう!2番目の理由についても同様に、話題の変わった部分でSecondが用いられていることが分かるかと思います。

 そして最後に、全体の語数を50~60語にするために、2つの理由の後ろに、それぞれ1文ずつ補足説明を入れるようにしましょう。多くの塾や学校では、主張の後にI have two reasons.と書きましょうとか、最後に結論を書きましょうという指導がされていますが、英検準2級のライティングではどちらも不要です(逆に、英検2級以上では結論は必須です)。

英検準2級のライティングでは、I have two reasons.や文章の最後の結論は不要です!

得点にならない余計な文章を書く必要は一切ありません!!

理由の後ろには、それぞれ1文ずつ補足説明(具体例・より詳しい理由など)を付け加えましょう!

 模範解答ではそれぞれ補足説明が1文ずつ付け加えられているのが見て分かるかと思います。

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4.まとめ

 では、これまでのポイントを振り返りつつもう一度QUESTIONと模範解答を見てみましょう。今度はポイントに対応している部分に印を付けてみました。

QUESTION:Do you think it is important for students to study history?

模範解答

I think it is important for students to study history. First, they can learn a lot of things from the events of history. For example, the second World War tell us the imortance of peace. Second, history is a good source to understand our world. Students can expand the knowledge about the world by studying history.(56語

 英検準2級ライティングのポイントは以下の4つでした。ポイントと模範解答ではどのように鳴っているのかをそれぞれ振り返りましょう。

与えられたQUESTIONをよく読み、それに対する意見と理由2つを書き、全体の分量は50~60語にしましょう!

→QUESTIONに対しての意見と理由2つが書けており、全体の語数も56語とバッチリです。

自分の意見について、QUESTIONに賛成ならI thinkの後ろに、反対ならI don’t thinkから書き、その直後にQUESTIONの文を続けましょう!

→最初の太字と青マーカーの部分がポイント通りに書かれています。

理由が2つあることを明確に示すために、First・Secondといった順序を表す言葉を用いましょう!

→それぞれの理由の始まりの部分でFirst, Secondが用いられています。

理由の後ろには、それぞれ1文ずつ補足説明(具体例・より詳しい理由など)を付け加えましょう!

→赤マーカーの部分がそれぞれの理由の補足説明になっています。

 このような形で、英検準2級のライティングは4つのポイントを抑えることが出来れば確実に高得点を取ることのできるテストになります。もちろん、解答を作るための発想力や英文を作る力も大切ではありますが、上のポイントを意識しながら書くだけでグッと合格が近づいてきます

 直前で時間がないと焦っている方はぜひ、このポイントに注意をしながらライティングをしてみましょう。また、自己採点の際にも上のポイントを満たすことができているかどうかを意識してみると、自分の作文能力を客観的に評価することができるようになりますので、活用してみてください。

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5.おわりに

 この記事を通して、英検準2級ライティングで高得点を取るための対策法を理解してもらえたでしょうか。少しでも皆さんに書いた内容が伝われば嬉しいです。また、これからも英検対策に主眼を置いた記事を書いていくので、是非参考にしていってください!

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